OpenAIは9月3日、次世代モデル「GPT-6 Astra」を公開した。提供は一部の組織から始まり、ChatGPT Plus、Pro、Business、Enterpriseの各プランに加え、API、Azure、AWS Bedrockへ順次広げる。API価格は入力100万トークン当たり10ドル、出力は同50ドルに設定された。
今回の特徴は、ブラウザやPCを操作しながら長い作業を進める能力にある。PC操作を測るOSWorld 2.0では72.6%を記録し、GPT-5.6 Solの65.7%を上回ったほか、1タスクにかかる時間も従来の約75分から約40分へ縮まった。文書や表計算、開発環境を行き来し、途中の結果を確かめながら作業を続けられるという。
能力の上昇に合わせ、安全対策も追加された。サイバー分野の能力はOpenAIのPreparedness FrameworkでCritical水準に達しており、同社はモデル側の制御だけでなく、実行経路の監視や利用者ごとの権限管理を強めている。

NOTE
メモ
72.6%より、1タスク約40分という数字が気になった。40分はまだ長い。でも、昼食に行って戻るにはちょうどいい。戻った時に仕事が終わっているなら、チャットを使うのとは感覚がまるで違う。
Codexに仕事を渡していると、手順を書くより「どこまでできたら終わりか」を決める方で詰まる。Astraが賢くなるほど、そこは人間側の宿題として残る。触っていい場所と、止まる場所。この二つが曖昧なままでは、怖くて任せられない。モデルの比較より先に、任せる仕事の終点だけは決めておいた方が良さそうですね。
PRIMARY SOURCEOpenAI — GPT-6 Astra: A new generation of intelligence ↗